
-
2025年
10月3日 第1471回例会
この度の例会では、広島大学大学院小児科学教授・岡田聡先生を迎え「小児がんと闘う子どもたち」と題した講話が行われました。日本では年間1,800~2,000人、広島県では約50人が発症し、白血病や脳腫瘍という病状が多くみられます。小児がんは進行が速い一方、化学療法や放射線治療が効果を発揮し、治癒を目指すことが可能です。しかしながら、治療過程は過酷で長期の入院を要します。そのため、院内学級での学習継続や心理社会的支援、治療後の就学・就労支援までを含めた包括的なサポートの重要性をお話されました。広島大学病院は中四国で唯一の小児がん拠点病院として、症例カンファレンスや人材交流を通じ地域連携を推進し、長期生存者(CCS)の後遺症や社会復帰の課題にも対応しています。岡田先生は、社会全体に小児がんを広く知ってもらうことが不可欠であり、社会の理解と寛容さが克服後の子どもたちを受け入れる基盤になるとも述べられました。その一例として、広島中央ライオンズクラブが主催するレモネードスタンド活動を紹介。小児がんを克服した子どもたちが販売に参加することで社会復帰の第一歩となり、購入する方々にとっても「こうした子どもたちがいる」という事実を知る大切な機会になります。ゴールドセプテンバーのライトアップやメイクウィッシュの取組とあわせ、啓発と支援の輪を地域に広げていくことの意義を力強く伝えられました。
当ライオンズクラブにおきましても、こうした活動を通じて地域社会に貢献し、未来を担う子どもたちを支える取り組みを続けてまいります。